WNBA選手をNBA選手にたとえてみた②
ポジション・サイズ・プレースタイル・シュートレンジ・身体能力・メンタリティ、、、どこに着目するかで悩ましいところですが、基本的に同ポジションの選手からプレースタイルとシュートレンジ等を加味して選びました。 また、NBA選手は20-21シーズン現役の選手縛りにしています。
第2弾は母国が不出場などでオリンピックにはいなかったオールスター選手をpickup.
- ジョンクエル・ジョーンズ as ジョエル・エンビート
- キャンデース・パーカー as 二コラ・ヨキッチ
- デワナ・ボナー as ケビン・デュラント
- コートニー・ヴァンダースルート as リッキー・ルビオ
- アリー・クイッグリー as ステフィン・カリー
※WNBA選手のカタカナ表記は公式が不明のため異なる場合があります
ジョンクエル・ジョーンズ as ジョエル・エンビート
Jonquel Jones ジョンクエル・ジョーンズ |
Joel Embiid ジョエル・エンビート |
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Connecticut Sun コネチカット・サン |
Philadelphia 76ers フィラデルフィア・セブンティシクサーズ |
PF/C | C/PF |
198cm | 213cm |
恵まれた長い腕を活かしたゴール下での圧倒的な支配力を持ち、かつスリーポイントラインの外側でボールを受けてプレーすることを好むJJはたとえるならばジョエル・エンビード。この身長からクイックかつ高確率で決めてくるスリーポイントは脅威です。
今年のオールスターではスリーポイントコンテストに出場し、予選トップタイで決勝へ進出しました。
2016年にドラフトされ翌年にはリバウンドリーダーを獲得(その後2019,2021年も獲得)、2019年はスターティングセンターとしてチームを14年ぶりのファイナルに導き、2020年はコロナの影響でプレーしていませんが、2021年はエースのアリッサ・トーマス不在を埋める活躍でチームはレギュラーシーズン1位でプレーオフ進出を決めています。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表としても活躍しています。
キャンデース・パーカー as 二コラ・ヨキッチ
Candace Parker キャンデース・パーカー |
Nikola Jokić ニコラ・ヨキッチ |
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Chicago Sky シカゴ・スカイ |
Denver Nuggets デンバー・ナゲッツ |
C/PF | C |
193cm | 211cm |
アンソニー・デイビスとも迷いましたが、自らボールプッシュし、パスも巧みでガードのような動きをすることからヨキッチとしました。WNBAのCP3ことキャンデース・パーカー、現在35歳とベテランですが、スクリーンやポストアップやカッティングといったセンターとしての基本的な動きはもちろん、スリーポイントも打てる広いシュートレンジとドライブからのパスなども得意で現代的なインサイドプレイヤーです。
2008年にドラフトされ、史上初の新人王とシーズンMVPを同時受賞。翌年には出産し、2か月後から復帰してAll WNBA 2nd Teamに選出されるなど規格外の選手です。2016年には優勝しファイナルMVPも獲得しています。昨年もMVP候補に入るなどまだまだ衰えを知らず、今年は地元シカゴに移籍してプレーオフではどんな活躍を見せてくれるのか、非常に楽しみです。
デワナ・ボナー as ケビン・デュラント
DeWanna Bonner デワナ・ボナー |
Kevin Durant ケビン・デュラント |
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Connecticut Sun コネチカット・サン |
Brooklyn Nets ブルックリン・ネッツ |
SG/SF | SF/PF |
193cm | 208cm |
はい、ケビン・デュラントです。彼女をNBA選手でたとえるなら?と質問したらおそらく99.9%がKDと答えるのではないでしょうか。3番でインサイドに迫る身長と長い手足を持ち、線の細さ、広いシュートレンジと高い確率、どう考えてもKDです。
2019年まで在籍したフェニックス・マーキュリーでトーラジらとともに2度の優勝経験があります。2017年に双子を出産し、翌年には怪我人に苦しむチームを得点王争いをする活躍で引っ張りました。昨年からコネチカットへ移籍し、今年はJJに次ぐ得点を挙げています。
コートニー・ヴァンダースルート as リッキー・ルビオ
Courtney Vandersloot コートニー・ヴァンダースルート |
Ricky Rubio リッキー・ルビオ |
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Chicago Sky シカゴ・スカイ |
Cleveland Cavaliers クリーブランド・キャバリアーズ |
PG | PG |
173cm | 191cm |
2014年と2017年から5年連続でアシストリーダーを獲得しているWNBAが誇るアシスト王のスルートは、パスセンスおよび自分のシュートより味方を活かす、流行りの得点力のあるガードとは一線を画すThe ポイントガードということでルビオを選びました。しかしシュートも決して下手ではないのですよね。
チームはプレーオフに進出するものの勝ち上がれない年が続いていますが、個人としては2018年に市場7人目となるトリプルダブルの達成、2020年に史上初のシーズン平均二桁アシストを達成するなど、実績は申し分ありません。 アメリカで生まれ育っていますが、ハンガリーにルーツがあり、国際大会にはハンガリー代表として出場しています。
プライベートではこのあと紹介するチームメイトのクイッグリーと結婚し、オールスターなどでお互いの活躍を喜び合う微笑ましい姿を見せています。
アリー・クイッグリー as ステフィン・カリー
Allie Quigley アリー・クイッグリー |
Stephen Curry ステフィン・カリー |
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Chicago Sky シカゴ・スカイ |
Golden State Warriors ゴールデンステイト・ウォリアーズ |
PG/SG | PG |
178cm | 191cm |
クイックかつ高確率なスリーポイント、ドライブへの切り替えやその後のフローターやパススキルも抜群と、まさにステフィン・カリーです。JJの紹介で貼った今年の3Pコンテストでも3度目の優勝を飾っています。
特に2018年の3Pコンテスト決勝は圧巻です。
Take a look back at @alliequigley's record-breaking performance in the 2018 WNBA 3-point contest 🔥
— espnW (@espnW) 2019年7月25日
Quigley will defend her title Friday on ESPN at 7 ET.
(via @WNBA) pic.twitter.com/fzRudLQHWq
25本中20本決めています。。。
今年は怪我もありスタメンを若手に譲っていましたが、ベンチから出てきて二桁得点を稼いでいくのでシーズン終盤にはスタメンに帰ってきていました。プレーオフでも彼女のシュートが炸裂するでしょうか。 彼女もアメリカ生まれですがハンガリーにルーツがあり、ハンガリー代表として国際大会に出場していました。
お気づきになりましたか? オールスターから5選手と言いつつ所属チームは2チームです。 私の推しはシカゴです。